智禅寺
- 淡路市
- 歴史・文化
淡路島七福神霊場の一つで、弁財天を御祀りしています。その功徳には、芸術、芸能、文学、弁舌、学問の才、幸運授与、金銀財宝授与などがあります。良妻・賢母の道を授ける御寺。
御由緒
本尊は大日如来像を安置し、仏法有縁の修行道場として開かれた霊跡は、脇侍に祭祀する地蔵菩薩像とその御厨子には、太古の歴史が偲ばれます。所蔵されている寺宝の大般若経には、観応2年(1351)の銘があり、又、本堂背後の丘陵に、風雪に耐えた法篋印塔がわびしく佇み、寺院の歴史が秘められています。
弁財天の御利益
弁財天は河川の流れる音の“音楽の神”音楽には“和音”と“不協和音”とがあります。快い名曲にはそれなりの和音があり、音律が狂うと聞きづらくなるものです。言葉づかいも音楽のひとつ、何気ないあなたの一言ひとことが他人を勇気付けたり、傷つけていたりするものです。常日頃、言葉ひとつに他人を思いやる知恵の一言一句が福を積む因でございます。