類まれな自然美「鳴門海峡の渦潮」
淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋の足下に
世界三大潮流の一つである
雄大な鳴門海峡が控えています。
速い潮流と独特の地形など
さまざまな要因が絡み合い
世界に誇る「鳴門海峡の渦潮」が発生します。
鳴門海峡の渦潮を
世界遺産へ
渦潮は、潮の満ち引きにより鳴門海峡を挟む太平洋(紀伊水道)と瀬戸内海(播磨灘)の海面落差が約1.5mとなり、海峡部に滝のように流れ込む潮流が要因とって発生します。
うなりをあげる渦潮は、自然が織り成す脅威といえ、そのエネルギーの巨大さがうかがえます。特に春と秋の大潮時に見ることができる直径約30mの渦潮は「世界最大級」。
現在、世界自然遺産登録を目指し、「兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会」を発足させて活動を行っています。
うなりをあげる渦潮は、自然が織り成す脅威といえ、そのエネルギーの巨大さがうかがえます。特に春と秋の大潮時に見ることができる直径約30mの渦潮は「世界最大級」。
現在、世界自然遺産登録を目指し、「兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会」を発足させて活動を行っています。
渦潮ができる理由
①分かれて進む
紀伊水道に入った潮波は、鳴門海峡方面と大阪湾方面の2方向へ分かれて進みます。
②鳴門海峡に到着
大阪湾側へ進んだ潮波は、5~6時間かけて明石海峡を通り、淡路島を1周して鳴門海峡に達します。
③海面の高低差で海水が一気に流れ込む
大阪湾側から進んだ潮波が鳴門海峡に達し満潮になったとき、鳴門海峡方面へ進んだ潮は満潮を過ぎ干潮になっています。
この時の播磨灘側(満潮)と紀伊水道側(干潮)で海面の落差(段差)ができます。
海面の高い播磨灘から海面の低い紀伊水道へ一気に海水が流れ込み、海底の地形などの条件が揃って「渦潮」が発生するのです。
渦潮の楽しみ方
鳴門海峡の渦潮は様々な方法でお楽しみいただくことができます。