仮屋 事代主神社/1月:十日戎・9月:水かけ祭
- 淡路市
- 歴史・文化
「仮屋(かりや)のえべっさん」として、地域に親しまれています。
創建時期は分かっていませんが、漁港の守り神として地域になくてはならない存在です。
「水かけ祭り」R6年度は、9月15日(日)
毎年9月第3日曜日に行なわれる 豊漁祈願の「水かけまつり」 は、漁業の町仮屋では有名な祭礼です。明治初期から続く伝統行事で、地元の船大工が地域の繁栄を願い、同神社にみこしを奉納したのが始まりとされます。御輿は道端から勢いよく浴びせられる水をくぐり抜け、最後には海へそのまま飛び込みます。昔は若い衆が担いでいたので 喧嘩が絶えず「けんかまつり」 とも言われていました。また、神輿に巻かれている胴巻きが、昔から安産のお守りとされており、これを取り合うところから「けんかまつり」の名がおこったとも言われています。
「十日戎」
水かけ祭りと並んで、同神社がにぎわいを見せるのは一月十日の「十日戎(えびす)」。地域の高校生が務める福娘が、参拝に訪れた人々に福を授け、祭りを華やかに彩ります。また神社前では、えびす舞が披露されたり、招福餅まきが行われます。