淡路人形浄瑠璃資料館
- 南あわじ市
- 歴史・文化
淡路人形浄瑠璃は、江戸時代には阿波藩主の蜂須賀氏の保護もあって大いに繁栄し、東北から九州にかけて全国に広く巡業し40以上の人形座もあった時期もありました。しかし、その後しだいに減少し、現在、淡路島に残っているのは、“淡路人形座”とこちらの淡路人形浄瑠璃資料館で展示・保存している市村六之丞座だけとなっています。
資料館では、淡路人形発祥の地として、重要無形民俗文化財である淡路人形浄瑠璃を多くの人に知っていただこうと市村六之丞座の一式すべてをゆずり受けて展示しています。市村六之丞座の諸道具一式を収蔵。野掛舞台模型、人形、頭類、衣装、浄瑠璃本、諸帳簿類、大小道具類を展示し、淡路人形浄瑠璃の歴史と特色がわかる施設となっております。人形のからくり体験台もあり、希望すれば、ビデオ上映や説明を受けることもできます。