覚住寺
- 南あわじ市
- 歴史・文化
淡路七福神霊場の一つで毘沙門天を御祀りしています。勇気と決断を授けるみ寺。
御由緒
推古天皇の頃(592)聖徳太子の勅詔に依り創建されたと伝えられています。住時七堂伽藍を備えた広大な寺領に塔頭も多くを数え、その威容を誇っていました。覚住寺は、淡路島でも最古の寺院の一つです。
御利益
びしゃもんさまは、印度の神様で、多聞天とも言われ仏教四天王の一人です。左手の塔は八万四千の法蔵、十二部経の文義を具し、右手の宝棒は悪霊を退散させ財宝をさずけるといいます。母親の愛に対して、父親の慈悲。愛だけではこの人生の荒波をのり越えることはできません。金のよろいで魔をよせつけず、悪業煩悩を押さえつけ、清く、正しく、力強く勇気がなくてはなりません。父の慈悲と母の愛、相互に相まって一家和楽の風が吹きます。